89巻のカバー裏コメントが炎上した理由

国民的に大人気漫画のワンピースの89巻が発売されたのですが、カバー裏に掲載された作者の尾田栄一郎さんのコメントが炎上してニュースになっていたので、ワンピース覚醒考察ブログとしても炎上した理由を分析していこうかと思います。

これは私もワンピースの89巻を発売日に買って読もうとした時に「うん?」と思いました。

結果としては案の定、後から炎上してネットニュースになっていました。

私はワンピースが大好きですし、この作品を北朝鮮の拉致問題を解決するためや世界平和の実現に利用させてもらう立場でもあり、尾田栄一郎さんを尊敬していますが、たまに何かちょっとそれってどうなのかなと疑問に思うインタビューとかのコメントも見かけます。

今後このブログでもワンピースの作品だけでなく尾田栄一郎さんに関する感想を記事にしていきますが、まずは89巻のカバー裏に掲載された炎上を招いたコメントについて原因と内容を整理します。

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炎上した理由と内容

まずは作者の尾田栄一郎さんのコメントはどんなコメントだったのかを振り返ってみます。

みんなでご飯食べる時最後に一つ大皿にぽつんと残ってるからあげとかあるよね。

あいつに名前をつける事にしました。

横井軍曹と。

「横井軍曹残っているよ!誰か戦争終わらせて!」的な。

わからないちびっ子は調べてね。

恥ずかしながら!!

89巻、始まります!!!

引用元:ONE PIECEコミック89巻

まったく内容がわからない人のために補足すると、横井軍曹とは横井庄一さんという戦前に日本の軍人だった方です。グアム島でポツダム宣言受諾による終戦を知らなかったために終戦後もゲリラ戦を続けていました。

その後に日本に帰国しています。今はすでに亡くなられている故人です。

記者会見では「恥ずかしながら生きながらえておりましたけど。」と語っています。

そしてカバー裏の軍人の絵は小野田寛郎さんがモデルです。

小野田寛郎さんも終戦後にフィリピンでゲリラ戦を続けていた人物です。

小野田寛郎さんは終戦を知っていましたが、陸軍中野学校の出身者として自らの判断で決意してゲリラ戦を続けていました。その後に日本には帰国しています。

という事で日本の戦後の歴史的背景をネタにして尾田栄一郎さんがワンピース89巻のカバー裏コメントに書いたわけです。

そしてこれが見事に炎上してしまったという流れです。

なぜこういったネタが書かれたかというのを推測すると、ワンピースが捏造された歴史や、世界平和などがテーマになっているからです。

残念ながら尾田栄一郎さんにユーモアのセンスがなかったのと、一部の一般的な感覚が世の中の人とずれていたので炎上したのでしょう。

炎上の原因というか理由としては亡くなった故人をネタに扱ったのがまずかったわけです。

作者と編集部の反省

かなり炎上して長引いたようで、週刊少年ジャンプ編集部から反省のコメントが公式ページより出されています。

6月4日に発売したコミックス『ONE PIECE』89巻の作者コメント欄において、配慮を欠いた表現がありました。編集部、作者共々反省しております。今後は、より一層表現に留意して参ります。

2018年6月14日
週刊少年ジャンプ編集部

引用元:https://www.shonenjump.com/j/2018/06/14/20180614_oshirase001.html

編集部の反省のコメントの通り、配慮に書いた表現というのが正直なところかなと私は思います。

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コメントの感想とネットの意見

私がワンピースの89巻を発売日に買って読もうとした時に、尾田栄一郎さんのコメントを見て「うん?」と思ったは横井軍曹という方に対して、何か失礼な感じの解釈もできるかなと思ったわけです。

多分ですが、「あいつ」というのは、からあげを指してますが、そのからあげを横井軍曹に例えているので横井庄一さんにも「あいつ」が当てはまるようにも読み取れてしまうわけです。

一応このコメントを真剣に読み解いてみます。

横井庄一さんも小野田寛郎さんも終戦後にゲリラ戦をしていたわけですが、そもそも戦争は終わっていたわけです。

なので2人の故人の事を主体にするなら、戦争が終わったのを知らせてあげて、みたいになるはずです。

なので深読みすると本当は今世界で残っている大きな戦争を終わらせてという事を伝えたかったんじゃないのかと思うわけです。

例えば朝鮮半島とかは休戦状態ですが、戦争は続いているわけです。

ベトナムやドイツは統一されたのに、朝鮮半島だけは未だに同じ民族間で争っています。もしかすると別の紛争の事を指しているのかもしれませんが、最後まで残っている戦争を早く終わらせてというのが言いたかった事でしょう。

その最後に残っているというネタに、からあげを例えて故人の2人を出してしまったのが炎上した理由で、ユーモアのセンスがないために配慮を欠いた表現になったのでしょう。

ネットの意見は様々

炎上しているので、ワンピース89巻のカバー裏コメントに批判的な意見がかなりあるのはもちろんです。

基本的に故人をバカにしていると感じた人が多いと思います。

私はそこまで思いませんでしたが、これはちょっと微妙というかまさに配慮に欠けているなと思ったわけです。ただ、私もブログの記事を書くときに文章に関しては気をつけてますが、見直すとこれはどうなんだろうという文章はあったりします。

絶対に間違わない完璧な人はいない人はいませんからね。

もちろん今回のコメントであれば許容範囲の人もいるようです。

騒いで炎上するほどの内容ではないという人もいます。

これくらいはいいんじゃないのという人もいるわけです。

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まとめ

今回のワンピース89巻のカバー裏コメントでの炎上は尾田栄一郎さん的には想像してなかった結果になったのだと思うのですけど、ひとつの勉強と経験にはなったのではないでしょうか。

世界平和を願う言葉というか想いに少しユーモアを加えたら、ブラックジョークとはいかないまでも明らかにユーモアではないだろうという内容になったのでしょう。

ネットでも言われてますが担当編集者は、もう少し気を使うべきでしょうね。

とはいえ売り上げ的に世界一の漫画家ですから、これはちょっとまずいかもしれませんと言っていたとしてもどうなったかはわからないですね。

批判的な人は全巻処分しますみたいなコメントも見たのですが、そこまでいくと、いつものどこにでも同じパターンで出現する工作員かもしれませんね。汗。

こういうのは元ファンを装った大衆誘導の可能性があるわけです。

そんなコメントを書きつつ、次の巻も購入して荒探しをして何か見つけると騒ぎ立てて炎上させる感じの工作員の可能性があるという事です。

そもそもが偽者というか、おそらく中身は元ファンとかではないのでしょう。

2013年に韓国のサムスン電子が、ライバルである台湾の電子機器メーカー、HTCのスマートフォンなどについて、アルバイト学生を雇い、ネット上に「誹謗中傷」を書き込ませていた事が発覚してニュースになってましたが、流されやすい人はそういう事をやっている人間が世の中にはたくさんいるのを理解しておいた方がいいかと思います。

これくらいの事ではさすがに本物のYAP遺伝子を継承していたり、揺るがない信念を持っている人、国籍を問わずに日本の心を持っている人達は、作品に対する自分の気持ちや考えは変わらないわけですが、日本の覚醒に向けて一つの試練的なものだったのかなと思います。

もちろん尾田栄一郎さんのコメントは反省文を出して正解だったと私は思っています。

勘違いが生まれやすく、読み解くのに深読みが必要な事は作品内だけにしておいてもいいのかなと思います。

後にわかった事ですが、横井軍曹と小野田少尉は大きく立場が違う人達で日本と北朝鮮における隠された歴史と関係する人達だったのです。

⇒ 89巻の見開きの横井軍曹と小野田少尉